アダルト同人ゲームを制作中!

オリヴィアシナリオ

主人公がオーゾンヌという街にある騎士団へ侵入する所から始まります。

 

【本部内部】
ジゼル
「貴様何をやっとるか!
 とっくに整列は始まってるぞ!」
リム
「えぇ!?
 私は勇者さん、もとい王様を探してるんですけど……」
ジゼル
「何を言っている!
 王がおられるのは首都テミリオンだろう!
 いいから早く隊列を組め!」
リム
「え〜と…… はい〜」

 

「ここで良いのかな?」

 

ジゼル
「つい先ほど偵察部隊からオークどもの巣を見つけたとの報告があった!
 奴らを駆逐するための作戦がこれから遂行されるが我々白百合隊も作戦に参加する!」
モブ
「え〜、実戦なんて聞いてないんですけどぉ」
「何で私たちが行くのぉ?」
「ここは戦わなくていいって話じゃなかったぁ?」
ジゼル
「うろたえるな!
 作戦は第一部隊も参加する!
 悔しいが誰も我々の活躍を期待していない! しかし!
「ここで活躍する事が出来れば他の隊からも世間からも白百合隊を認めさせる事が出来る!
 偵察部隊の報告ではオークは少数らしい!
 我々だけでも十分制圧可能だ!」
モブ
「でもぉ……」
「男の人に任せればいいじゃない」
ジゼル
「お前たちは悔しくないのか!
 女だからと馬鹿にされ!
 お飾り部隊だと辱めを受けても何とも思わないのか!」
モブ
「お飾りなのは本当の事じゃない。 ねぇ?」
「うふふふ」
「おほほほ」
ジゼル
「もういい!
 作戦に参加する意思がある者だけここに残れ!」
散り散り

 

ジゼル
「くっ……!
 軟弱者どもめ……!」
オリヴィア
「私はお姉さまに着いて行きますわ♪」
ジゼル
「オリヴィア、ありがとう。
 でもお前はまだ剣の腕が未熟だから無理に戦ってはいけない。
 私の後ろに隠れているといい」
オリヴィア
「はい♪」

 

「あなた、お姉さまのこと変な目で見てないでしょうね……!」

 

「華やかさを振りまくのが白百合隊の任務。
 貴女もそう言われてこちらにいらしたんじゃなくて?」
「必要であるならば剣を取る事も止むなしと思いますが、今回は必要ないと思います。
 功名のために危険を冒すのは愚かですよ」
「50年前の魔王退治でご活躍された戦士様。
 あの人あれに憧れてるのよ。
 そういうのは殿方だけにしてもらいたいわよねぇ」
「ここにいるのは剣なんて振った事もない方ばかりなのに馬鹿よねぇ」
「オルレアンがちょっと名家だからって勘違いなさってるんじゃないかしら?」
「力を持ってるのはオルレアンだけじゃなくてよ。
 怪我人が出たらどう責任を取るおつもりなのかしらね」

 

ジゼル
「お前は参加してくれるのか?」
リム
「いえ〜、テミリオンってどうやって行けばいいんですか?」
ジゼル
「ぐっ……! そういう事は家の者にでも……!
 ……いや、家の者に内密でという事だな。
 私にも覚えがある」
「広場から北西へ向かった先にテミリオンがある。
 セーヌ川を右手に進めば良い。
 シュヴァルブランへの道と間違いやすいから気を付けるんだな」
リム
「シュ、シュバ……?」
ジゼル
「シュヴァルブランだ。
 私も行ったことがあるがあそこはどうも好かん。
 魔法の研究、開発を行っている魔法都市だから剣の修行には向いていない」
リム
「へぇ〜、魔法の研究ねぇ……
 色々教えてくれてありがとう!」
ジゼル
「いや……
 私も籠の中の鳥の気持ちが分かるんでな……」
リム
「……何の話?」

 

「魔法都市かぁ……
 私が使える魔法もあるかもしれないし行ってみるのも良いかも!
 この人と一緒にオーク退治ってのも面白いかもね」
「正直私は話の通じにくいモンスターよりも話が分かる人間の方が好きだからね♪」

 

ジゼル
「参加する気になってくれたか?」
いいえ
ジゼル
「そうか……」
はい
ジゼル
「そうか!
 私は白百合隊隊長のジゼル・オルレアンだ。
 初めて見る顔だがお前の名は?」
リム
「リムです。
 よろしく!」
ジゼル
「ふっ……
 家名で虚勢を張る必要なしか……!
 気に入ったぞ!」
オリヴィア
「むー……!」

 

「私は白百合隊副隊長のオリヴィア・モンフォールと申します。
 以後お見知り置きを」
リム
「うん、よろしく〜」
オリヴィア
「ご存じかと思いますがモンフォール家はオルレアン家の支流でお姉さまとは幼少の頃からお付き合いがありますの。
 私とお姉さまとの間にあなたが付け入る隙間は微塵もありませんからご承知おき下さいませ……!」
リム
「え? あっ、はぁ……」
ジゼル
「どうしたオリヴィア」
オリヴィア
「何でもありませんわ♪ お姉さま♪」
ジゼル
「よし!
 白百合隊! 出陣だ!」

 

【森1】
ジゼル
「私はひとりでオーク3体まとめて倒した事もある。
 お前たちは私の後ろで見ているだけでいい」
リム
「いや〜、一応手伝うよ。
 それなりには戦えると思うんで」
ジゼル
「ふっ……!
 そうか! 心強いな!
 だが油断は禁物だぞ!」
オリヴィア
「んぎぎぎぎぎ……!」

 

【2】
オリヴィア
「私が8歳でしたからお姉様は10歳の頃ですわ!
 髪を束ね、ベストにキュロットというお姉様の出で立ちは正に男装の麗人!
 自分よりも大きい暴漢たちをバッタバッタとなぎ倒す姿はそれはもう快刀乱麻の如く鮮やかでしたわぁ!
 貴女にお見せ出来ないのがとても残念!」
リム
「へぇー、ジゼルちゃん小さい時から強かったんだねぇ」
ジゼル
「ちゃ……! ちゃんは止めろ!
 ……オリヴィアは大げさなんだよ。 相手は同い年の男だぞ」
オリヴィア
「いいえ! あの時の私にとって下卑で野蛮な殿方は畏怖の存在でしたわ!
 ……今もですけど。
 幼い頃からお慕い申しておりましたがその日を堺により一層思いを強めましたの♪」
リム
「あーあー。 なるほどなるほどー」
ジゼル
「昔話をしている場合か!
 作戦行動中だぞ!」
リム
「はーい」
オリヴィア
「申し訳ございません、お姉さま♪」

 

【3】
オリヴィア
「もう歩けません……
 甲冑が重いですわ……!
 どうして馬がないのぉ……!」
ジゼル
「馬での移動が難しいからって説明したじゃないか……」
オリヴィア
「でも馬がなければ騎士とは呼べませんわ……!」
ジゼル
「ふぅ……
 少し休むか。 オリヴィアはここで休んでてくれ。
 近くにオークがいないか見て来る」
オリヴィア
「わ、私をひとりで置いて行きませんわよね……?」
ジゼル
「心配するな。
 すぐ戻る。 近くにオークが潜んでいたら不意を突かれてしまう恐れがある」
オリヴィア
「それもそうですわね……」
ジゼル
「リム。 行こう」
リム
「は〜い」
オリヴィア
「リ、リムさん!」
リム
「うん?」
オリヴィア
「抜け駆けはなしですわよ!」
リム
「はははっ…… しないって……」

 

ジゼル
「不甲斐ない隊長ですまない」
リム
「え? 何が?」
ジゼル
「色々だよ……
 私には兄も姉もいるが下の兄弟はいなくてな。
 歳の近いオリヴィアを本当の妹のように可愛がってきた。
 作戦に志願する隊員がいなかった事からも分かるように、私はこんな性格だから友人も少ない。
 男には疎まれ、女からは呆れられている。
 そんな私を慕うものだからオリヴィアにも友人らしい友人が出来ないでいる。
 だからどうしても甘やかしてしまうんだ」
リム
「いいじゃない!
 そういう関係憧れちゃうな」
ジゼル
「そ、そうか?
 そう言ってもらえると、気が楽になる。
 ありがとう」

 

「足跡が新しい……! 近いぞ!」

 

「オリヴィア。
 動けないようならここで待っていてくれないか?」
オリヴィア
「そ、そんな!
 大丈夫ですわ、お姉さま!
 私、這ってでもお姉さまに付いて行きます……!」
ジゼル
「無理はして欲しくないんだが……
 仕方ない! 付いて来い!」
オリヴィア
「はい!」

 

【戦闘】
ジゼル
「3体のオーク!
 ふっ! 問題ない! 行くぞ!」
オリヴィア
「お姉様! ついでにリムさんも!
 ご武運を祈っておりますわ!」
リム
「ついでかー」

 

【負け】
リム
「きゅ〜……」
ジゼル
「なぜだ!?
 なぜオーク風情がこんなに強い!?」

 

「おでだちフツーだよな?
 おめらがヨワいんだお」
ジゼル
「私が以前倒したオークはここまで強くなかった……!」

 

「そできっどヨワいオーク。
 ここで生ぎでげねくれぇヨワいオーク」
ジゼル
「そんな……!」
オリヴィア
「お姉さま……!」
ジゼル
「オリヴィア……!」

 

「ヨメさんヨメさん。 いーい匂いだぁ♪」
ジゼル
「離せ下郎! 何をする!」

 

「おめだぢおでだぢの子供産む」
「おでだぢ三人、おめだぢ三人、喧嘩しねぇで済む」
「えがっだ、えがった」
ジゼル
「強姦するつもりなのか……!?
 ケダモノの分際で!?
 ……貴様らに犯されるくらいなら私は死を選ぶ!」
「うああぁ……!」

 

「おどなしぐしねぇど、もっど強ぐするど」
ジゼル
「くっ……!
 殺せ!
 いっそ殺してくれ!」

 

「だんめだ。 おめ、おでの奥さん。 仲良ぐするだ」
ジゼル
「くぅ……!」

 

【セックス】
オリヴィア
「あーーーーーー! あーーーーーー!」
ジゼル
「んぐ…………ッ! んぎ…………ッ!」
リム
「あう! ちょっとぉ! もうちょっと優しく! うっ!」

 

「こ、こで以上優しぐなんで出来ね……!」
「んだ、んだ」

 

「あーーーーーー! あーーーーーー!」
「あぐ…………ッ! んぎ…………ッ!」
「もう! んっ! この二人多分初めてなんだから! んっ! 聞いてるぅ!?」
「んな事言われでもなぁ」
「おめは丈夫そうだなぁ。 おでもそっぢの娘っ子がよがっだ」
「気ん持ちえぇぞぉ〜♪ ごのオメゴ♪」
「ごっぢだっで気持ちえぇぞ! ほい! ほい!」
「ぐ……ッッ おっおっお……ッッ!」
「だでが一番早いが駆げっごだべ」
「えぇで。 えぇで」
「全然聞いてない…… あん!」
「あーーーーーー! あーーーーーー! あーーーーーー! あーーーーーー!」
「んぐ…………ッ! んぎ…………ッ! あぐ…………ッ! んぎ…………ッ!」
「あう! あうう! はぁはぁ! んんん! あっ、あっ! あう! あう! あうう! はぁはぁ! んんん! あっ、あっ! あう!」

「あん! あっあっ……!」
「うっ、嘘だ……! うそだうそだうそだッ!」
「ああっあっあっ……(掠れ声っぽく)」

 

【再戦前】
ジゼル
「はっ!(一瞬だけ息を強く吸う音)
 夢じゃ…… ないのか……」
「私は! 私は……!」
「オリヴィア! オリヴィア無事か!?」
オリヴィア
「ぃや…… ぃや…… ぃや……(「い」は聞こえないくらいで1文字分の発音)」
リム
「さっきからずーとその調子だよ」
ジゼル
「リム!
 無事だったか!」
リム
「いや〜、無事って言えるのかな?
 はい、お水」
ジゼル
「すまない……!
 喉がカラカラだ……」
「んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ……」
「はぁっ! はぁ…… はぁ……
 ……奴らは?」
リム
「3兄弟は獲物取って来るって張り切って出てったよ。
 私たちに精の付く物を食べさせたいんだって。
 意外と良い奴らなのかもねぇ」
ジゼル
「良い奴らだと!?
 やめてくれ……! 悪い冗談だ……!
 くっ……! 腹が痛む……!」
リム
「あぁ、ごめん……」
ジゼル
「……子供が出来るのか?
 私が…… オークの子を産むのか……?」
リム
「んー、どうだろうねぇ。
 オークは繁殖力が強いって言うし、人間とセックスした場合結構な確立で妊娠するって聞いたけど……」
ジゼル
「ふふっ! ふふふふっ!
 なんという事だ……!」
「私だけならまだいい!
 しかしお前たちまで私のせいでオークの子を産まされるなんて……!
 お前たちやお前たちの家族に何と詫びれば良いんだ……!?」
「とり返しが……! つかない……!」
リム
「私は良いけどオリヴィアちゃんがね〜」
オリヴィア
「ぃや…… ぃや…… ぃや……(「い」は聞こえないくらいで1文字分の発音)」
ジゼル
「オリヴィア…… すまない……」
自由行動

 

「おっ! 起ぎだ、起ぎだ」
「飯にすっべ」
「だ〜ぐさん食っで元気な赤子産むだ」
ジゼル
「くっ……!
 お前たちを……!
 命に代えてもお前たちを倒すッ!」
「うっ…!?
 立て!
 立たなきゃ……!」
リム
「ただでさえ初体験だってのに無茶されたからねぇ。
 剣もないし、ジゼルちゃんは休んでなよ。
 私が戦うから」
ジゼル
「止めろ!
 二人掛かりでも倒せなかったのにお前ひとりで勝ち目があるはずない!」
リム
「だいじょ〜ぶ、大丈夫!
 一度戦った相手には強いんだ! 私!」

 

【負け】
「ん♪ ん♪ んん♪」
「おっ、おっ、おっ、おっ、おっ……」
「お父っ、様、お母っ、様……」
「はぁ♪ はぁん♪ あっ♪」
「おっ、おっ、おっ、おっ、おっ……」
「お兄っ、様、お姉っ、様……」
「」バックグラウンドリピート
「だまには交換しねぇが? おでのづまんねぇよ」
「へへっ、おでのはまだ喋っでるがらえぇで」
「リムはおでだげのもんだ♪ えぇだろ♪」
「赤子産んだら交換するど! おでリムがえぇ!」
「お、おでもリムがえぇ」
「へへへ、リムはずっどおでの子を産むだ♪」
「ずっけぇど!」
「んだんだ!」
「んっ! モテモテなのは良いけど…… あんっ!
 何人…… オークの赤ちゃん産むことになるんだろ……」
「おっ、おっ、おっ、おっ、おっ、おっ、おっ、おっ、おっ、おっ」
「お父っ、様、お母っ、様、お兄っ、様、お姉っ、様」
「はぁはぁ! あう! あっあっ、あう! あんあん! んん! はぁはぁ! あう! あっあっ、あう! あんあん! んん!」

「ああん♪」
「あ、あ、あ……」
「あー……」

 

【勝ち】
リム
「ふぃ〜!
 えへへ、どんなもんだ!」
ジゼル
「よ、弱っていたのか……?
 後少しで勝てていたと言うのか……!?
 あの時私がもう少し戦えていたら……!」
リム
「ジゼルちゃん立てる?
 オリヴィアちゃんもいるし人を呼んで来た方がいいかな?」
ジゼル
「私たちはいい……
 ……お前だけ帰ってくれ。
 私たちは死んだ事にして欲しい……」
リム
「え? どうして? せっかく帰れるのに」
ジゼル
「今回の件がお父様に知られたら私は一生家から出られなくなる……
 オリヴィアにも二度と会えなくなるだろう……
 私のせいでこんな風になったのにだ!」
「私は責任を取らなければならない。
 オリヴィアは私が面倒を見る。 誰にも邪魔はさせない。
 だから……
 私たちが生きている事は誰にも話さないでくれ……」
リム
「うーん……
 なんだかなぁ。
 ジゼルちゃんはそれで良いの?」
ジゼル
「オリヴィアが正気に戻ってふたりともオークの子を妊娠していなければ問題ない。
 何食わぬ顔をして帰るさ。
 だが…… そうじゃない時は……」
「もう、行ってくれ……
 お前には迷惑を掛けた。
 お前の体にオークの命が宿っていない事を祈ってるよ……」
「すまなかった……」

 

 

【他イベ出産後】
ジゼル
「リム? リムか!?
 久しいな!
 ほら、オヴィリア! 白百合隊のリムだ!」
オリヴィア
「あ…… あー…… あ……」
ジゼル
「そうだな! 懐かしいな!」
リム
「そのオークの赤ちゃんはもしかして……」
ジゼル
「そうだ。 私たちの息子たちだ。
 私の息子のニコラにオリヴィアの息子のモーリスだ! 良い名前だろう!」
オリヴィア
「あー…… あっ…… あ……」
ジゼル
「ははは! よせオリヴィア! あまり自慢するな! 親バカだと思われてしまうぞ!」
「そうだ! お茶を淹れなくてはな! 初めての来客なのでついうっかりしていたよ。
 椅子もない所だがその辺に腰掛けてくれ」
リム
「う、うん……」
ズリズリ
リム
「その足……」
ジゼル
「あぁ、これか。 この子を産んだ時に腰を痛めてしまってな。
 私はまだ良い方だ。 オリヴィアは全く動けなくなってしまったからな。 ははは!」
リム
「そうなんだ……
 ちゃんと食べていけてるの?」
ジゼル
「なに、心配いらない。 小動物を狩る罠の作り方も覚えたし食べられる植物も体で覚えた。
 なんとかやってるよ」
「だがこの子たちは葉物はあまり食べてくれなくてな。 大きい獲物を狩れるようになれれば良いんだが」
リム
「そっかー……
 何か手伝うことある?」
ジゼル
「いや! その言葉だけで十分だ!
 誰かの助けが必要になる時は死ぬ時だと決めている。 何も気にするな」

 

リム
「うぇ…… マズ……」
ジゼル
「最近はお茶に凝ってるんだ。 昔は下らないと思っていたが中々お茶も奥が深いぞ」
オリヴィア
「あ…… あ…… あっ……」

 

【さらに出産後】
「ジゼルちゃん、オリヴィアちゃん。
 いないの?」
「誰だ、おめ」
「ふんふん」
「ニコラちゃんとモーリスちゃんだっけ。 久しぶりー」
「おで知らねぇぞ、おめ知っでっが?」
「いんや知らね」
「ママたちどっか出掛けてるの?」
「ママ? ママっでなんだ?」
「あー、あでのごどだよ、あで」
「あー、あー」
「ママおいしがっだよ」
「あー、あー」
「そっかー……
 食べちゃったんだー……
 いや…… 食べさせたのかな……」

 

「オリヴィアの墓」と書いてある……

 

【同行しなかった場合】
住処に入ってすぐオークと戦闘
ジゼル
「あ……! あ……! そんな……!」
リム
「ん? 人間とオークの赤ん坊?」
ジゼル
「ご、ご、ご、後生でございます!
 こ、この子たちの命まで奪わないでください……!」
リム
「え? いや〜、さっきのは襲ってきたから返り討ちにしただけで……」
ジゼル
「お願いします! お願いします!」
リム
「大丈夫だよ〜、心配しないで」
ジゼル
「あっ、あ、ありがとうございます! ありがとうございます!」
リム
「オークに捕まっていたの?
 街まで連れてってあげよっか?」
ジゼル
「いえ、結構でございます……
 どうか何も聞かずにここから立ち去り、私どもの事は忘れてください……」
リム
「えー、でも気になるなぁ。
 見た所体も具合悪そうだし、そっちの人なんか死にそうじゃない?」
オリヴィア
「……」
ジゼル
「……私どもは人ではございません。
 オークのメスでございます。
 どうか…… どうかお引き取りを……!」
リム
「何言ってんの。
 どう見たって人間じゃない」
ジゼル
「違うのです……!
 私どもは人ではないのです……!」
リム
「いや、そっちの人だけでもさ。
 今ならまだ助かりそうだよ」
ジゼル
「……私どもはかつて王立騎士団に所属しておりました」
リム
「ふぅん?」
ジゼル
「オーク討伐の任に就いてここまで来ましたが逆にオークに捕えられ、凌辱され、オークの子を孕んだのです」
リム
「それでオークのメスになったってのは飛躍しすぎじゃないかな」
ジゼル
「続きがございます……
 オークは騎士団の他の部隊…… 私の仲間の死体を持ってきました」
「仲間の死体を輪切りにして焼いて……
 これを食べろと突き出して来たのです……
 そんな肉を食べるくらいならいっそ死んでしまいたかった!
 でも心の壊れたこの子を置いてひとりで逝けない!
 私は拒みました……
 でも……
 でも……!
 鼻先に押し付けられた仲間の肉の匂いは、とても香ばしく……
 飢えていた私にとって……
 とても抗えるものではありませんでした……」
「私どもはもはや人間ではないのです……
 ただのオークのメスなのです……
 私どもに同情してくださる気持ちが少しでもあるならば……
 どうか…… どうかお引き取りください……」

 

「お引き取りください……」
「……」

 

【最初から勝利】
ジゼル
「はぁ! はぁ! はぁ……
 勝った…… のか……!」
リム
「怪我はない? ジゼルちゃん」
ジゼル
「あっ、あぁ……」
オリヴィア
「お姉さま! ご無事ですか!?
 怪我はありませんこと!?」
ジゼル
「大事には至らない。
 それよりも……」
オリヴィア
「流石はお姉さまですわ!
 お姉さまの剣に掛かればオークが束になって掛かろうと……」
ジゼル
「違うッ!」
オリヴィア
「ひっ!」
ジゼル
「私の剣はまるで歯が立たなかった……
 リムがいなければ今頃私は死んでいたかもしれない」
オリヴィア
「そんなぁ! お姉さまったらご謙遜なさって……」
ジゼル
「謙遜なんかじゃない。
 リム……
 私が井の中の蛙という事はよく分かったよ。
 お前がいなかったら私もオリヴィアもただでは済まなかっただろう。
 作戦に参加してくれた事、心から礼を言う」
リム
「いいよ、別に。
 それなりに楽しかったし」
ジゼル
「楽しいか……
 本当にお前は高みにいるのだな。
 武勲を立てようと躍起になっていたが考え直すよ。
 私はまだまだ弱い。
 一から鍛え直す事にする」

 

ジゼル
「出来ることなら白百合隊の隊長をお前にやってもらいたいのだがお父様が許さないだろうな……」
オリヴィア
「お姉さまにあそこまで言わせるなんてリム様も只者ではありませんわね」

 

【勇者共闘】
リム
「ジゼルちゃん、お願いがあるんだけど……」
ジゼル
「どうした、改まって。
 お前には借りがあるからな。
 何でも言ってみるといい」

 

「王と決闘!?
 英雄王とも呼ばれる傑物だぞ!?
 一体どうして……!」
リム
「いや〜、色々ありまして……」
ジゼル
「ふぅ……
 邪な気持ちがない事はお前の目を見れば分かる。
 良いだろう。 パーティを組んでやる」
リム
「ホント!? ありがと〜♪」
ジゼル
「ただし!
 正義が王にあると判断したら手を貸さないからな」
リム
「大丈夫だよ〜。 ただ戦うだけだから」
ジゼル
「……普通は戦わないぞ」

 

オリヴィア
「リム様! お姉さまが行くなら私もお供させて頂きますわ!」
リム
「オリヴィアちゃんは別にいいかな」
オリヴィア
「そ、そんな! 何故ですの!?」
ジゼル
「オリヴィア…… お前は白百合隊の副隊長だ。
 私が留守の間はお前が白百合隊を率いてくれ」
オリヴィア
「は、はい!
 お姉さまがそうおっしゃるならお任せください!」
ジゼル
「頼んだぞ」

 

オリヴィア
「お姉さまの帰る場所はこのオリヴィアがお守りしますわ!」
・勇者倒した後
「お姉さまのために剣を誂えましたの。 お使いになってくださいませ」
ジゼル
「白百合の装飾か。
 白百合隊に相応しいな。
 ありがとう。 オリヴィア」
オリヴィア
「お役に立てて光栄ですわ!
 私はいつでもお姉さまの事をお慕い申しております♪」

 

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